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税金の基本的仕組み入門講座
ツイート税金の基本的仕組みを学ぶ入門講座です。税金は国に納める所得税と地方に納める住民税から成り、それぞれ分離課税と総合課税に大きく分かれています。
税金は以下の4つの視点で分類できます。
@所得税(国税)
サラリーマンなら毎年年末調整または税務署に確定申告して納付します。国の貴重な財源となります。源泉徴収票をもらった時に年間いくら所得税を支払っているのかを認識できます。
A住民税(市町村・県民税)
税務署から市に通知され納付します。地方の貴重な財源となります。会社員なら給与天引きなので意識することはないかもしれません。毎年5-6月ぐらいに年間の住民税通知書が配布されます。
ふるさと納税なら還付される(翌年の住民税が安くなる)こともあります。つまり居住地の税収が減るので困っている自治体もあります。
B総合課税
稼げば稼ぐほど徴収される累進課税(所得税)です。サラリーマンの給与所得、不動産所得、事業所得、雑所得等が挙げられます。対象となる所得を全てまとめて総合ってことです。
億単位稼ぐようなスポーツ選手等は最大55%程度と半分以上もっていかれます。なお、住民税は一律10%と固定です。
C分離課税
総合課税とは別に分離して計算され、どんなに稼いでも一律の税率です。
例えば、株式投資やFXは利益に対して20.315%が課税されます。稼げるなら総合課税より分離課税で収益をあげた方が税率的にはお得ですね。
以上4つの視点で税金構造が分類でき、まとめると組み合わせで以下4種類に分類されます。
@分離課税の所得税
A総合課税の所得税
B分離課税の住民税
C総合課税の住民税
以上のようにお金の教養として税金の基本的な仕組み・構造・全体像をまずは頭に入れておきましょう。