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資産を増やす年齢ごとのリスクの取り方とは?リスク方程式
ツイート資産運用して増やしていく上で年齢ごとにどの程度リスクを取るべきか目安となる指標、つまりリスク方程式がありますのでご紹介します。(100-年齢)%分のリスク資産を保有し、(年齢)%分は安全資産を保有しましょう。
投資のリスクの取り方は、永遠の課題と言えます。資産額により、性格により、性別により、年齢によりとリスク許容度は人それぞれです。そんな時にひとつの目安として以下のリスク方程式の考え方がありますので資産方程式と併せて参考にしてみて下さい。
・リスク資産の運用(%)= 100 - 年齢
※リスク資産とは株式・外国為替等の変動が大きい資産を指し、投機・ギャンブルはせず、期待値がプラスの投資を実践することが望ましい。
・安全資産の運用(%)= 年齢
※安全資産とは日本国債・銀行預金等の変動が小さい資産を指し、株価暴落時などの相場変動が大きい時に、マイナス分を補完してくれる緩衝材的な役割を担う。
例えば、100万円資産のある30歳の方なら、リスク資産を70%つまり70万円分持ち、安全資産を30%つまり30万円分持つことになりますし、70歳の方なら、リスク資産を30%持ち、安全資産を70%持つことになります。非常に簡単でシンプルな計算式ですね。
ただし、銀行預金で生活資金は最低限確保しておくことは必要ですのでご注意下さい。一方で、キャッシュにすぐ換金できるような流動性の高い資産であれば生活への影響は少ないと考えることもできるかもしれません。とにかく当面支障なく生きることができることは必須です。
このリスク方程式から言えることは、若いうちはリスクをとって攻めてもよく、人的資本(将来にかけて稼ぐ力)が大きく、最悪失敗してもまだまだやり直して挽回できます。しかし、歳を重ねていくと、人的資本が小さくなり、失敗が許されなくなっていくので安全運用の比率を上げてリスクを下げて守りの運用へシフトすべきなのです。
あなたのリスク資産と安全資産の割合は今現在それぞれどれほどでしょうか。上記計算式から、大きくかけ離れているのであれば見直してみるのも一つです。決して退職金等の大切な老後の資金を溶かさないように。
迷ったらこのリスク方程式に従って資産運用におけるリスクの取り方の参考にしてみてはいかがでしょうか。