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個人年金保険は節税できる投資商品


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一般的には生命保険や医療保険ばかりに目が行きがちですが、
個人年金保険という節税にもなる魅力的な商品が眠っていることを
忘れてはいけません。もはや保険商品というよりは投資商品です。

 

 

評価項目

評価

 コメント

収益性

投資額の12.5%程度の税金還元率!

安全性

保険会社の破綻さえなければ安泰!

お手軽度

申し込んで年末調整か確定申告するだけ!

継続性

一度申し込めば老後まで自動継続!

ワクワク度

年金保険を調べてもワクワクしない…

総合

節税になるが老後まで見据えて加入するかは要検討!

 

 

個人年金保険 節税 FP 

 

 

保険会社は生命保険や医療保険に力を入れて宣伝して売りまくります。
CMを見てもパンフレットを見てもこれらが圧倒的多数でしょう。
なぜか?それは保険会社にとって利益率が高いから。 

 

 

一方で、CMでも見たことないし、パンフレットコーナーでもひっそりと
隠れている奴が個人年金保険です。
なぜか?それは保険会社にとって利益率が低いから。 

 

 

それでは、この個人年金保険の魅力について解説していきましょう。
保険会社にとっては旨みがないけど、我々個人にとっては旨みのある
投資商品なのです。世の中はこんなものです。

 

 

個人年金保険とは

 

国民年金と違って民間の保険会社が運用してくれる年金の商品です。
老後まで毎月積み立てたり、一度に預けたりして、保険会社に資金を
運用してもらい、老後になったら年金として引き出していきます。
死んだら死亡保険金として預けた額が戻ってくる程度です。
一見銀行預金と余り変わらないと思われるかもしれません。

 

 

個人年金保険のメリット

 

個人年金保険控除で節税できる

 

 年末調整や確定申告により、個人年金保険控除が受けられます。
ただし、個人年金保険税制適格特約付の保険商品のみが対象で、
それ以外は一般生命保険料控除の扱いとなります。
コスパ最強は、年間8万円個人年金保険に使うことで、所得税で年間4万円分の
生命保険料控除(住民税で28,000円分)が受けられます。所得税と住民税を
合わせると、所得にもよりますが、ざっくり1万円前後還付されます。

 

 

仮に所得税20%(所得により変動)、住民税10%(固定)とすると、
年間8万円拠出で、10,800円の節税効果となります。

 

 

つまり、8万円預けて約1万円キャッシュバックされる投資商品なのです。
利率にして、13.5%。こんなアツアツ投資商品なかなかありませんよね。
コスパ重視なら、月6,700円程度積立していけばOKですが、開始年齢や
保険商品によって下限額が決められていますので要確認です。

 

 

仮に20歳から40年間、毎年8万円積立して年末調整すると、
320万円を元本として積立運用できて、約43万円も税金が還付されます。
地味だけど長年続けるからこそジワジワ効果が出るのです。

 

 

なお、個人型確定拠出年金のiDeCo(イデコ)の場合は、所得税率20%と
住民税率10%の場合で計算すると、拠出初年度利回り30%の投資商品
言えますので組み合わせて活用したいですね。拠出限度額ありです。

 

 

自動積立で将来の年金が確保できる

 

 毎月強制的にクレジットカードや銀行口座から天引きされるので、
貯金が苦手な方にはぴったりと言えます。仕組み作りの一環です。

 

 

運用をお任せして老後の年金額が確定している

 ※為替変動の影響を受ける外貨建てタイプなどは別

 

 保険会社が将来の年金額を保証してくれるので、将来設計も立てやすく
安心して積立できます。(安心できる保険会社なら…)

 

 

 外貨建ての商品の場合は、老後にもらえる年金額は確定しませんが、
運用利率が高いことと、昨今のインフレ・円安傾向を考えると円建て商品
よりは優位性があるともいえます。

 

 

個人年金保険のデメリット

 

老後まで資金が引き出せない

 

 基本的には老後まで預けた資金は引き出せません。
解約すると当然元本割れなんてこともあります。
歯を食いしばって我慢しましょう。
だからこそ、自分年金が貯められるとも受け取れますが。

 

 

受け取りには課税される

 

老後まで貯めた個人年金を受け取る際には課税されます。

 

 

保険料負担者と受取人が同一の場合は所得税となります。
保険料負担者と受取人が異なる場合は贈与税・所得税となります。

 

 

一括受け取りの場合は一時所得扱いとなります。
毎年の分割受け取りの場合は雑所得扱いとなります。

 

 

以上のように様々なケースで課税方法が変わってきますので、
積み立て開始時から受け取り時のことまで計画を立てて、
最も最適な(税金が少ない)方法で年金を受け取りましょう。

 

 

現在低金利で将来金利が上がると損した気になる

 

 通常固定金利で数十年もの間、保険会社で運用されます。
(商品によっては定期的に利率見直しも有り)
つまり、現在の低金利の影響をモロに受けてしまいます。
10年後に金利が上がっていてもどうしようもありません。
場合によっては解約して組みなおした方がお得かもしれません。

 

 

年金をもらう年頃には保険会社が破綻しているかも

 

 数十年後に保険会社が存続している保証などどこにもありません。
借金まみれの日本国すら一体どうなっていることやらです。
 もちろん保険会社も破綻に備えた保険に入っているものの、
破綻してしまえば、条件が不利になったり返戻金が減る可能性が大です。

 

 

 ソルベンシーマージン比率などをもとにした保険会社の格付けには
要注意といったところです。

 

 

個人年金保険 節税 FP 

 

 

他にも似たような節税制度として、個人型DCのiDeCo(イデコ)や企業型DCの確定拠出年金が挙げられます。掛け金、運用益、受け取り金が非課税となる節税メリットがあることが大きな特徴ですので、併用すると自分年金構築を加速することができますのでおすすめです。

 

 

実際の保険商品は次の個人年金保険比較検討のポイントにて。
個人年金保険というコスパ抜群な保険商品に投資して将来に備えましょう。

 


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