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FP試験合格への最速の電卓テクニックマスター


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ファイナンシャルプランナー試験合格(特にCFP試験)には最低限の電卓の
使い方をマスターする必要があります。
覚えることはたったの2つのテクニックだけですので、是非とも過去問で
練習して使えるようになりましょう。

 

 

FP試験 電卓 使い方 マスター

 

 

電卓の使い方が分かっていると、より短時間で効率よく、かつ正確に計算する
ことが可能となります。
特により時間配分が厳しいFP協会のCFP試験などは、正しく電卓機能が使えるかが
重要なポイントになります。

 

 

金利のn乗計算(複利計算)で連射する

 

ライフプランニングで必ずと言ってもいいほど出題される、
インフレ率を考慮したキャシュフロー計算問題があります。

 

 

例えば、今年の教育費の支出が10万円で、インフレ率が2%と
した場合、10年後も変わらない場合の支出はインフレ率を考慮し、
10万円×1.02×1.02…(1.02を9回かける)≒11.95万円
となります。
インフレ率恐るべしですね。実感しましょう。 

 

 

これの計算には、終価係数があればすぐなのですが、無い場合は
電卓で計算するしかありません。ちなみに試験で関数電卓は使えません。
1.02を9回も入力するなんて面倒くさくてやってらんないですよね?

 

 

FP試験 電卓 使い方 マスター 複利計算 

 

 

こんな時におすすめな技は、電卓(例えばキヤノン製の場合)で
1.02×10=========
と順に押しましょう。
1.02が最初に来るのと、=は9回押すことに注意です。
時間的に=を高速連射したくなる気持ちは分かりますが、
早く押しすぎると反応しない場合がありますので、
反応していることを画面で確認しながら確実に押しましょう

 

 

シャープやカシオなどメーカーによって複利計算の操作方法が
異なりますので取説やネットで確認しましょう。
シャープ製はキヤノン製の電卓と同じケースが多いですね。

 

 

カシオ製の電卓の場合は、以下のようになります。
1.02××10=========

 

 

また、電卓機能として早打ち機能(キーロールオーバー)があります。
早打ち機能とは、先に押したキーから指が離れる前に、次のキーを
押しても入力を受け付ける機能のことです。
標準で付いていることも多いのですが、時間を制する上であるに越した
ことはありませんので事前に確認しておきましょう。

 

 

高い電卓を買えば、高橋名人ばりの16連射にも
反応できるかもしれませんね。(笑)

 

 

メモリー機能を使い倒す

 

必ずと言っていいほどメモリー機能が付属していますが、
果たしてどれほどの人がこの機能を使いこなしていること
でしょうか。

 

 

例えば、試験では、多くの項目の足し算をすることがあります。
しかも、それぞれ四則演算してから足すことがあります。
そんな時は、メモリー機能に活躍してもらいましょう。

 

 

FP試験 電卓 使い方 マスター メモリー機能 

 

 

例題
100×1.02+10×1.05

 

 

知らない人は100×1.02=102の102を問題用紙にメモして、
10×1.05=10.5を計算し、メモを見ながら102を足しますね。
メモリー機能を使えば、

 

 

100×1.02=
M+(メモリーの値に足す)
10×1.05=
M+(メモリーの値に足す)
MR(メモリーの値を呼び出す)
と順に押せば、メモ用紙を使うことなく、112.5が算出できます。
CM(クリアメモリー)すればメモリーの値をゼロクリアできます。

 

 

よい思い出(Good Memory)はどんどん足していって(M+)、
つらい思い出(Bad Memory)は忘れたい(CM)ものです。

 

 

以上、たった2つの電卓テクニックをマスターしてから、
ファイナンシャルプランナーFP試験に挑みましょう。
計算のスピードアップ間違い無しです。

 

 

ちなみに私の場合は、必要に迫られてですが、CFP試験対策で
ようやく上記2つの機能をマスターしました。
過去問を使って無意識にできるまで練習あるのみです。
頭を使っているうちはまだまだです。体が反応することです。

 

 

ただし、FP協会・きんざい共に、FP2, 3級レベルでは上記機能の
習得はマスト(必須)ではないと思います。

 

 

また、試験前には念のため、

 

・電卓の電池があること(普通は太陽電池)
・すべてのキーが動作すること

 

を最終確認しておくことをおすすめします。
万が一のための2台目の予備の準備ができるとさらに安心です。

 

 

そして、以下の電卓機能等の持ち込み条件を必ず確認しておきましょう。

 

 

FP協会のFP試験計算機持ち込み条件

 

(1)計算機(電卓)は、次の各条件に該当する場合のみ使用を認めます。計算機が使用禁止計算機に該当する場合、計算機をしまっていただくなど試験監督者が使用不可の措置をとることがあります。また、ケースによっては受検を無効とさせていただく場合もあります。

 

イ.電源内蔵のもの(そろばん不可)
ロ.演算機能のみを有するもの。
※ 使用可………√・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、
売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、
マルチ換算についてのキー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーのあるもの。

 

※ 使用不可……関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能、音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。

 

ハ.数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの。
ニ.外形寸法がおおむね26p×18pの大きさを超えないもの。

 

(2)計算機は故障に備えて複数台、持参できますが、一度に使用が可能な台数は1台限りです。使用する計算機以外は、カバン等へしまってください。※ 試験中の計算機の交換につきましては、試験監督者の許可が必要となります。

 

(3)試験会場での計算機の貸出しは一切行いません。

 

 

それでは優雅な電卓技で時間を支配しましょう。

 

 

「アタタタタタタタタタタタタタタタタタ、ホワッチャア!」

 

 

 


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